2019年8月、モンペリエへ1週間短期留学をしました。

今年の初め、いつもは平日の阿佐ヶ谷校にしかいない大塚さんが、私の通う土曜の表参道校に来ていて、話を伺ったのがきっかけです。

いつか留学もしたいな、とやんわり考えていたのですが、「いつか留学したいと思っているなら、ぜひ早く行った方がいい。長期行けるのが理想だけど、それで先延ばしにするよりは行けるなら短期でも行ってみるのがおすすめ」と言われて、8月でフランス語を始めて2年になるし、ちょうどいいタイミングなので思い切って行くことにしました。
初めての1人での海外、フランス語だけでなく英語もたいして話せない心もとない状況でしたが、結果、行って大正解でした!

旅費を抑えるため経由便にしたため、ハノイ・パリと2回乗り換えがありました。乗り換えの仕方や出国・入国や荷物の手続きなど、わからないことばかりでしたが、大塚さんに事前のカウンセリングで詳しく教えていただき、自分でもネットで調べておいたので、問題なくモンペリエに到着できました。

【学校・授業】

事前のWebでの筆記テストと、初日の簡単な口頭試験でクラスが決められます。
私はA2-2(A2は1~8まで段階があるようです)で、丁度いいレベルでした。

夏休みの時期のためかスペインの高校生が団体で来ていて、私のクラスも10人中6人がスペインの高校生でした(少しうるさかったです)。他は、すっごい美人のブルガリアの高校生、フェンシングのために長期滞在している日本人中学生男子、息子と来ているメキシコ人の女性、と私でした。

授業は1日に1,5時間×2回あり、2人の先生が1コマずつ受け持ちます。一人はシュッとした中年の男性の先生で、ゆっくり話して、全員が発言すできるように進めてくれて、分かりやすくて好感が持てました。もう1人は若い女性の先生で、早口でペラペラ話すので初日は何を言っているのかサッパリ分かりませんでしたが、次の日には大体聞き取れるようになってて自分でもびっくりしました。現地で暮らすと耳が慣れるものですね。

授業のテーマは「Les vêtements et Les accessoires」で、「何だよ服だったらサンパのLivret2でやったよ~」と初めは思いました。が、さすがファッションの国。教わる名詞の種類が多く、pantalon ひとつでも pantalon moulant(超ぴったりパンツ), pantalon baggy(バギーパンツ), pantalon patte d’éléphant(ベルボトム) など色々あり、最後には自国の伝統的な衣装を描写して皆の前で発表するなど、1週間で服のことは大体話せるように組み立てられているように思いました。
文法はCODとCOIを一部学びました。

【フランス語の習得】

しかしフランス語の学びは、授業外の方が多かったです。

まず留学生同士の会話。色んな国の生徒とフランス語でコミュニケーションをとりましたが、各国それぞれのなまりがあり、お互いにカタコトでなかなか大変でした。それでも頑張って聞き取って話したことで話す力が鍛えられました。
また、ホストファミリーには「冷蔵庫使っていいですか」や「今夜は遅くなるので夕食はいりません」など簡単な内容でしたが、必要なことは伝えられました。

私は「読む・聞く・書く」と比べるとフランス語を「話す」のが圧倒的に苦手で、短い文章をしどろもどろに話すことしかできなかったのですが、一応必要なことは伝えられました。ただ複雑な話はできず、お互いを理解するには程遠い状態だったので、もっと十分なコミュニケーションが取れるよう日本でも勉強を続けたいと思います。

あと、現地にいると聞き取り力は確実に伸びます!もちろん100%わかる訳ではありませんが、話す早さに慣れます。
ただ知ってる単語しか聞き取れないので、日頃地道に単語を勉強しておいて良かったと思いました。

【ホストファミリー】

ホストファミリーは69歳のおばあちゃんの予定でしたが、体調が悪く留学生を迎えられなくなり、出発3日前に急遽変更となりました。

新しいファミリーはシングルマザーの明るいマダムで、こちらがあまりフランス語が話せないとわかるとゆっくり話してくれたり、初日は学校まで送ってくれたりと親切にしていただきました。食事はフランスの家庭料理という感じでシンプルな料理が多かったのですが、日本より食材の質が良く、何でも美味しかったです!

私はアレルギーで食べられないものが多いため、事前に大塚さんを通じて伝えていましたが、きちんと対応してくださいました。部屋は冷房がなかったのですが、窓を開けて風を入れれば十分快適に過ごせました。

一度近所の人を集めて、テラスで夕食パーティーを開いてくれました。いろんな人の話が聞けて楽しかったです。日本のマンガ家は谷口ジローさんが有名で、「タニグチ」といえばフランスでは知らない人がいないほどとのこと。「孤高のグルメ」などを描いた方で、フランスに住んでいたそうです。

【心がけたこと】

せっかくフランスに来たのだから、1週間という短い期間ですし、勉強よりも楽しむこと、何でもやってみることを心がけました。

午前の授業の後は、お昼をカフェやレストランでとりました。お店に入るだけでも勇気がいりますが、チャレンジです!全くスムーズではないですが、注文して会計するまで一応やりとりはできましたし、どう振る舞えばいいいのか大分わかりました。

また学校のアクティビティにも積極的に参加しました。モンペリエの街のガイドツアーや、夜の湖へのピクニック、祝日は渓谷への遠足、またヨガのクラスなど、一人ではできないことを満喫できたし、色々な留学生と交流できました。

とにかくよく言われたのが「1週間で帰っちゃうの?何で!?」ということ。日本では長い方なんだよ…と思いつつ、世界基準では短いことを知りました。

バカンスのつもりで行ったのですが、修行・冒険・挑戦 という言葉がふさわしい旅となりました。
やはり言葉が不自由だと大変で、決して楽しいことばかりではなかったのですが、終わってみると、また行きたい、絶対に行く、という気持ちが強いです。

日々の勉強のモチベーションは確実に上がりましたし、違う国で違う文化・環境に触れたことで、物の見方が広がりました。何か自分の枷がいくつか外れたように感じます。今度はもっと長期で行きたいですし、ティーチャーズホームステイやバカンス・ホームステイも挑戦したいと思っています。

いつか留学してみたいと思っている方には、ぜひ一度行ってみることをお勧めします!自分だけの貴重な体験をぜひ、味わってください。