私は、3/22-3/29のブルゴーニュ1週間留学に行きました。昨年、エコールサンパの生徒ではない私はネットでエコールサンパの留学プログラムを知り、学校を訪ねるべくエコールサンパの「夏期集中講座」と「秋の1日講座」を受講しました。フランス語を学び始めて10ヶ月ほどで留学を考えましたが、日本語が使えるということと、フランス語を習いフランスについて学ぶ自分の今後に何か指針が持てたらと思い、留学の日程を決めて留学担当の大塚様にお願いしました。3回の留学相談の後、留学当日を迎えました。留学相談では、小さなことでも不安を取り除くべくいろいろとお尋ねしてそのたびに真摯に答えて頂いて、留学とその後の観光について自分の中で少しづつ具体的にスケジュールが固まり、初めての海外1人旅も出発の頃には不思議と覚悟とやる気に満ちていました。
クリスチャンである私は、「留学プログラムとその後の観光ではフランスの教会を訪ねる」というのを今回の渡仏の大きな目的に掲げました。留学プログラム2日目の日曜日は観光の1日目でしたが、スミュール・アン・オーソワでの教会のミサにあずかることをお願いしていました。
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「モンバールでの生活」
滞在したアパルトマンは古く中世からの建物(昔、修道院だった)ですが、とても広々としてクローディンが苦労して自分でリフォームしたという寝室・サロン・キッチン・浴室など、手作りのあたたかい感じの住まいで私には快適に自然と住んでる気分で滞在できました。快適に設備が完備されているホテルとは全く違う感じで、若い時に知り合いのシスターの所に泊まった修道院を思い出すような雰囲気でした。
簡単な会話はフランス語で話してくださり、それを聞いて答えるというやり取りであとはほとんど日本語でした。食事はオーガニックにこだわるクローディンの温かく美味しい食事を毎回美味しく、楽しく頂くことができました。料理のレシピをといくつかメイン・サラダなど伝授して頂き、日本では手に入らない食材もありましたが、日本通のクローディンはその代用など丁寧に教えてくださいました。

「観光・フランス人家庭でのランチ」
プログラムの観光は2日目・4日目・7日目にスミュール・アン・オーソワでのミサ参列と観光、フォントネー修道院見学、マルシェ買い物・見学がありました。また、5日目の終日フリーの日は、ディジョンにでかけました。かつてのブルゴーニュ公国の首都であったディジョンはモンバールよりはおおきな町ですが、1日で見て廻ることができました。教会と美術館を中心に廻り、その歴史と人々の生活を学びました。フォントネー修道院ではクローディンによる解説でブルゴーニュの中世からの教会の歴史の一つを担った修道院について学びました。建物の中を実際に歩くと本や映像からではわからない当時の修道士たちの様子を庭で聴く鳥の声や空気から感じられた気がしました。あらためて、フランスの歴史は教会とともにあるということがわかりました。マルシェではブルゴーニュの生活の一つを目で見ることができました。「習ったフランス語で買い物をしてみましょう」と実践の場にもなりましたが・・。
プログラム4日目には、クローディンのフランス人友人夫妻宅に伺い、手作りの昼食を頂きました。クローディン達のフランス語の会話はほとんどわかりませんでしたが、シンプルでも前菜とメインとデザート・コーヒーとコースになって頂くお料理にお腹いっぱいになりました。ゆっくりした時間の中で自然と密接した暮らしぶりを拝見することができました。
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「フランス語のレッスン1日3時間×5日間」
フランス語を始めて1年あまりの私でしたが、クローディンは的確に忍耐強く、レッスンはもとより生活の中でもフランス語と日本語を使い分けて教えてくださいました。
プログラム前半はクローディンのフランス語を聞き取るのに精一杯で答えるのもouiかnonまたは単語を並べるのがせいぜいでした。レッスンの時は全てフランス語でということでなおさらマンツーマンで緊張したこともあり単語しか出てこないと、「Reikoさん、2歳の子供でも文章にして答えます。ちゃんと文章にしてください」と言われ、必死に文章を作ってる自分がいました。そんな中でも、クローディンはじめ他のフランス人の会話・TV・ラジオなどallフランス語に自分を置いていくうちに少しずつでもフランス語ですぐ答えようとする自分が居て、駅で切符を買うときなど思い切って話したフランス語が通じたときはうれしかったです。
授業では、動詞の活用の復習、フランス語の言い回し・文章の作り方ではテープを使ったりクローディンとのやりとりでどんどん使えるように教えて頂きました。そして、フランス語ではとても難しいかつ大切な「冠詞の使い方」を重点的に教えて頂きました。日本語にはなくて日本人が間違えやすいフランス語の冠詞はとても大切で、クローディンに「日本人が間違えて使ってるフランス語(冠詞が正しく使われない)は私や他の教師はわかっていますが、フランス人と話すときには正しいフランス語で話すようにしましょう。」と言われた時は、フランス語の勉強の原点に立ち戻されたような衝撃でした。
最終日の最後のレッスンでは今までの総復習で、「やったことを会話形式で問いかけ・答えてみましょう」とクローディンと交代でやりました。そのときにようやくフランス語らしい文章を作り答えている自分に気がつきました。クローディンも思い切りほめて下さいました。
今後の勉強の姿勢や見直すべきポイントを改めて教えて頂いた5日間のレッスンとなりました。
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「余談ですが、フランス人はお話し好き」
今回のプログラムで改めて思ったことが「フランス人は話すのが好き」ということです。クローディンとお友達との会話からもわかりますが(内容は別として)、言いたいことを「はっきりと速く」話すということです。モンバール滞在中にフランスではパリの市長選挙があり、日曜日に「選挙に行くから・・・」とクローディンと一緒に投票所に行く機会があり、日本での投票所風景と似たような感じで、公民館のようなところが会場となり住民が投票をしに来ていました。その後、道端やお店で会う人たちとひとしきり選挙の話をするという場面を目にしました。今回の選挙の関心の高さがわかりますが、クローディンが推していた候補者があまり票を得られず、残念がっていました。その後選挙は翌週と2回行われるということを知りましたが、最終的に決まった市長についての彼女の意見を聞きたいと思いました。
また、ディジョンの町中ではスマホ(ガラケイはほとんどいない)を使って歩きながら電話をする人が多いというのも印象的でした。日本では、多くの人がメールを利用するように思っていた私は「フランス人は話すことが沢山あるんだな・・」という素朴な感想をもって町を歩く人たちを眺めておりました。
「留学を終えて・・・」
私にとって今回の留学は、日本で受けるフランス語の授業でも日本からの海外旅行ツアーでも得られない貴重な体験となりました。留学後の観光でヴェズレーVezelayというところに行ったのですが、ブルゴーニュの人たちは親切で、やさしく、TERやバス・タクシーなど1人で行動する私も安心して動くことができました。
クローディンが「モンバールでの生活は1週間では足りないでしょ?」と話された通り、ブルゴーニュでもっと見たい・知りたい・生活したいと思ったら1週間はほんとうにあっという間でした。
クローディンがこれまでやってきたことや仕事についてを聞いたり、私も自分の家族について写真を紹介したり、今自分がしてることやこれからしたいことなどを話すことができました。そこからフランスの経済状況・フランス人の生活の知恵・家庭・夫婦のあり方・宗教観など、日本人との違いなどについてもお話ししたり、とても興味深かったです。
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いろいろな方との出会いをクローディンは明るく・楽しく受け入れて下さる方なので、きっとこれからも沢山の方との出会いを楽しみにして行かれると思います。
私は今回の体験でフランスが世界が少し近く・狭く感じるようになり、これからの生活につなげられるように頑張っていきたいと思いました。また、この留学のために家のことなど協力をお願いできた家族に感謝したいと思います。
フランス語がさらにブラッシュアップできた時、是非ブルゴーニュに行って彼女を訪ねたいと思っています。