フランス語を習い始めてから、いつか本場でフランス語を勉強したいという夢が今年(2019年)の9月に実現しました。
本当は単身で行きたかったのですが、主人を置いていくのも気が引け、結局旅行兼私のプチ留学ということになりました。
主人の趣味が写真で、毎年7月~9月に開催のアルル国際写真フェスティバルにも行ってみようということになり、アルルに近いモンペリエの学校を選びました。

パリに到着後、翌日パリ・リヨン駅からTGVに乗って4時間でアルルに到着。
アルルは、古代ローマ時代にはプロヴァンス屈指の大都市として繁栄した時期があり、市内にはユネスコの世界遺産に登録されている遺跡が随所にあります。また街全体としてはさほど大きくなく、十分歩いて見て回れる規模です。写真会場も街の中に点在していて、ランチを食べたり、breakでアイスクリームを食べたりと自分たちのペースで休みながら回ることができました。旅程13日間のうち2日をアルルで過ごしました。

メインのモンペリエへの移動は学校の始まる前日の日曜日となりました。事前にホストファミリーに自己紹介のメールを送り、待ち合わせ場所を決めていましたので、問題なくホストマザーのマリリンさんに会えました。
マリリンさんは私たちに直ぐ気が付いてフランス式の挨拶biseをして下さり、ちょっと照れくさかったです。
マリリンさんのおうちはモンペリエの中心地からトラムで20分ぐらいのところにあり、通学にはとても便の良いところでした。

学校の初日は先生とのインタビューテストで始まりました。
その後、決まったクラスで直ぐに授業が始まりましたが、クラスメートのレベルが高く,ついていけるか不安になりましたが、せっかくだから頑張ろう!と心に決めました。
午後はPaulさんというお話し好きのMonsieurが市内を案内して下さり、初日に街全体を把握できたことはその後の観光の際にとても役立ちました。
私は午前中2クラスのみ受講し、午後はフリーというプログラムで、主人と待ち合わせてランチを食べ、その後一緒に街を散策するという過ごし方でした。
主人は私が授業の間はカメラを持って撮影三昧だったようです。これまでも夫婦で旅行を何度かしましたが、ずっと一緒にいると喧嘩になることがあったので、今回別々の時間を持ち、お互い息抜きできたことはとてもよかったです。
旧市街の町並みは美しく、建物の壁はクリーム色を基調としていて心が癒されました。

午後のアクティビティとして学校の紹介のクッキングクラスに2人で参加しました。
参加者は皆学校の生徒さんたちで、フランス語をなんとか駆使してコミュニケーションがとれました。
メニューは麦のリゾット、デザートに桃のクリームがはいったお饅頭のようなものを作りました。
桃クリームにはバラのエッセンスが香り付けされ、おしゃれなデザートに仕上がりました。
出来上がったお料理を皆でテーブルを囲んでいただき、とても楽しい体験でした。
先生はテキパキとでも丁寧に教えて下さり、またお料理のフランス語もいくつか覚えることができました。

モンペリエは地中海に面しているので、ある日の午後トラムに乗って行けるところまで行き、そこから徒歩でビーチを目指しました。新婚旅行で南仏ニースに来たことがありますが、再び穏やかな地中海に出遭うことができました。

あっという間に5日間が過ぎ、ホストマザーのマリリンさんとのお別れの日がきました。

マリリンさんは一人暮らしの方で、おそらく普段はあまり料理をなさらない感じでしたが、私たちにはちゃんと作ってくださいました。夕食にはいつも一日のことを聞かれ、私の拙いフランス語を一生けん命聞いて下さいました。言い淀んでいることを理解してリフレーズして下さり、それをリピートするというやりとりがとても良い練習になり、表現が増えました。帰国便に乗る直前にメールがあり、あなた方と一緒に過ごせて楽しかった、気を付けて帰ってねというあたたかいメッセージでした。

今回ホームスティをし、毎日学校に通って、フランスの人たちの実生活に触れることができたことはただの旅行では味わえない貴重な体験でした。お金をためて次回もフランスにプチ留学したいです(今度は単身で。笑)