まだまだ会話などままにならないが、その昔の米国留学の経験から今度は仏語の世界にどっぷり漬かるのが先決とこのプログラムに参加することにした。1.環境

7月初猛暑の成田を出てパリ、モンバールに着くと13度から25度の涼しさにびっくり。7月中ずっとフランス中部、北部はその位の気温であった。雨は結構降るが、夕立の様で長続きはしない。からっとしていて日本の湿気はなくおお助かり。 モンバールはビュッフォンという貴族が17世紀に立てた丘の上の城を中心に石畳の道が続く小さな村。周りは広大な農地、牧草地が広がる。

ホームステイ先の先生宅も1600年代に造られた石造りの3階建て。治安は良くスーツケースの鍵など全くかけない。ある雨の日外出から帰ってくつろいでいるとドアをどんどんノックする者が居る。出てみるとずぶ濡れの先生。内鍵までかけて締め出してしまった。オートロックの生活に慣れているとこんな失敗も。

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2.生活

食事は日本でのイメージの仏料理のごとく脂っこくなく、量も適当。毎回ご当地特有の料理を工夫して作ってくれて全て頗るおいしい。食後のfromagesとinfusion、それに朝のbaguetteにはすっかりはまってしまった。夕食は一日置き。歩ける距離にレストラン2件、惣菜屋、スーパーがある。皆とても親切。

3.授業

先生との対話とテープのヒアリングの2部構成。兎に角parlez beaucoup,parlez vite とけしかけられる。単語を並べるのが精一杯。一度日本語乃至英語に翻訳する悪弊もなかなか抜けない。翌日からの生活に必要な、レストランでの注文、駅での切符の買い方等の表現を中心に勉強。

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4.観光

一寸市街にでると農地、牧草地、それに石造りの小さな村が点在し、村には運河が流れ、どこも印象派の絵画のモチーフそのもの。但しハイライトはなんといってもワインとチーズのブルゴーニュだけにワインのdegustation。ボーヌとクレマンの2箇所でvigneronを訪問。葡萄畑とカーブを見学して念願の試飲。貧乏性が災いし、全部飲み干してしまい最後の最高級品の時には飲みすぎ状態。(ボーヌでは英仏二ヶ国語ガイド付きツアーに参加した。)チーズは山羊50頭飼う小さな製造所(chebre fromagerie)を訪問。

デイジョンに5日目一人で電車(SNCF)で行き、観光。博物館やら教会やらあちこち聞きながら巡回。帰りの列車が30分遅延。車内アナウンス殆ど分からない。

この他先生友人宅での昼食、アトリエ訪問、古城でのクラシックコンサート、革命記念日の花火等メリハリの利いたプログラムで満喫した。

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5.総括

2週間で言葉が飛躍的に上達する筈がない。しかし兎に角2週間仏語だけの生活をしたのは事実。少なくとも先生との会話はなんとか理解できるようになった。

レストランでの注文、店での買い物、駅での切符購入、時間や路線確認、郵便局での切手

購入、発信、銀行での両替等日常生活に必要な最低のコミュニケーションはできた。もっとも必至になって話して、上手く通じても最後に先方からの返事がthank youでがっかりということも。

この滞在で普通のフランス人の生活を味わえたことも収穫。まあまあ爺さんの割りに頑張ったと言う事でしょうか。

Claudine先生にはホームステイ期間中真に献身的に尽くしていただき感謝、感謝です。

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