2年前にエコールサンパに通い始めた時から
いつか行きたいと望んでいた留学&ホームステイ、
今回ロワール地方のトゥールに8月中旬の
1週間滞在しました。
私がこの地域を選んだ理由は主に2つ。

語学学校のアットホームな印象に惹かれたことと、
たくさんの古城が建ち並ぶ素敵な街だなと
感じたことからです。

そして実際、どちらもその通りでした。

ここから、とある1日の流れに沿って
滞在中のことを紹介したいと思います。

ホームステイ5日目。
朝、身支度を整えて8時にサロンへ行くと
いつもの様にマダムが朝食を
用意してくれていました。

毎朝ホットココアとヨーグルト、
そして日替わりでクロワッサン、
パンオショコラ、パンオレザンなど
色々なパンを用意してくれました。
ココアの甘さと温かさで朝から優雅な気分に…。

同じ日から一緒にホームステイしている
メキシコの17歳の女の子と8時半頃出発、
トラムで学校へ向かいました。
道中では、どの先生のクラスなのかとか、
どんなことを勉強したのかなどの話をしました。

トゥールラングでの授業は9時開始で、
この日は3日目。
授業中はノートをとっていると耳が休んでしまうので、
目で見て、聞くことに集中しました。

すると前よりも聞き取れるようになったかな、
という嬉しい実感も!
時々本題から外れたり、
補足的なことを教えてくれるのですが、
その中にこそ日常で使われる表現があり、
言葉の多様性や広がりを感じました。

私が入ったクラスは生徒が10人、
日本人、メキシコ人、韓国人、アメリカ人、
トルコ人と国際色豊かなクラスでした。

そのためか、ある言葉に対してそれぞれの国の
言語でどう言うのかを生徒に聞くことがあり、
日本語でも理解できたので助かりました。

先生は生徒一人ひとりに「C’est clair?(分かった?)」と
時々確認してくれて、分からなければ違う表現を
使って説明してくれたので、
置いてけぼりにされることはなかったです。

休憩中も先生を交えて皆でおしゃべりし、
和やかな雰囲気でした。
ある時、先生がアメをすすめてくれて
「J’en veux!(ほしい!)」と答えると、
「上手にフランス語を使えているね!」
と言ってくれました。
サンパで習った「en」を使えた嬉しさは忘れません。

12時過ぎに授業が終わると、この日はすぐに帰宅。
マダムがお城に連れて行ってあげると
おっしゃってくれていたのです。
マダムと、夏休みで遊びに来ていた女子高生の
お孫さんと一緒に昼食をとった後、
マダムの運転する車で約30分のところにある
ヴィランドリー城を訪ねました。

2時間程、お孫さんと一緒にお城と庭園を見学。
お城から見る庭園、庭園から見るお城のどちらも
がきれいで、たくさん写真を撮りました。
お城にはギャラリーがあり、多くの宗教画が
飾られていました。
解説を読んだ彼女がそれぞれの絵画の内容を
かみくだいて説明してくれました。
(正直、彼女の話すことを完璧には
聞き取れなかったものの、その優しさと、
曲がりなりにも会話できたことの嬉しさが
強く印象に残りました)。

この他に、金曜日午後のトゥールラングの
アクティビティーや観光局のツアーを利用して
4か所の古城を巡りました。

家に戻り宿題に取り組んでいると、
マダムとお孫さんが分からないところを教えてくれ、
発音のチェックもしてくれました。

正しく発音できると「Voila!(その通り!)」と
言ってくれたのが嬉しかったです。

夜8時位が夕食でしたが、日が長く、
この時間でもまだ明るかったと記憶しています。

料理が好きなマダムの作る夕食は
毎回がごちそうでした。
ポークソテーやグラタン、パエリアなど
バリエーション豊かで、デザートにパフェが
出てきたときはその贅沢さに感激しました。

夕食後、明日の用意をしたりシャワーを
浴びたりして、家族に「Bonne nuit! À demain!
(おやすみ!また明日ね!)」とあいさつして就寝。
毎日心地よい疲労感でぐっすり眠れました。

観光者・生活者の両面からフランスを
感じることができるこのプログラムは、
かけがえのない体験を可能にしてくれました。

期間が短い分、一日一日を大切に
過ごし、ホームステイ先、トゥールラング、
お店などでの人との出会いや出来事が
色濃い思い出となりました。

言葉に関して言うと、聞き取れた!通じた!
嬉しさの一方で、耳に入った言葉が
すんなりと頭で変換されない、言いたいことを
その場で言葉にできない…悔しさや
もどかしさもありました。
だからこそ、もっと頑張って勉強していこうと
思いました。

滞在先選びから出発までの約6ヵ月の
準備期間中、コーディネーターの大塚さんには
カウンセリング時も含め様々な相談に
乗っていただき、不安なくそして期待を
ふくらませて出発できました。

運良く一日パリ観光できる時間も確保でき、
大塚さんの熟知されたアドバイスのおかけで、
パリを一望したいという希望も実現できました。

初めてのフランス渡航、夢のような時間でした。
いつか再び訪れる日を心待ちにしながら
フランス語学習に励んでいます。