9月11日(日)〜17日(土)の一週間、ル・ピュイ・アン・ヴレイにホームステイをしました。この期間を選んだのは 、14日〜18日にこの街で「鳥の王の祭」が開催されるからです。以前旅行中にこの祭りに参加したことがあったので、ル・ピュイに再び行くならぜひまたこの時期に、と思っていました。

エルベ&オレリアと過ごした一週間は、盛り沢山でありながら穏やかで、とても充実した日々でした。フランス語を集中して勉強することができ、フランス人の日常生活も体験でき、お祭りという非日常も体験でき、何もかもが貴重な経験でした。

 

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■レッスン
せっかくフランスでフランス人と過ごすんだから、少しでも話すことに慣れたい!とあえて伝えた訳ではありませんが、まさに その路線のレッスンが私の希望にぴったりでした。密度の濃いレッスンで、3時間があっという間です。ちなみに、この毎日3時間のレッスンが、休憩無しなの には驚きました。(もちろん希望すれば休憩時間を作ってもらえると思いますが…。) これは本当にお得です。日本のマンツーマンレッスンに置き換えて考えれば、10分でさえ本当に貴重ですから。

エルベは穏やかで丁寧な教え方 をしてくれる上に、どんな発言でも肯定的に受け止めてくれるところが印象的でした。生徒を不安にさせることがない先生だと思 います。 テーマが「食」だった日などは、授業なのか食べ物談義なのか分からないほど楽しい時間でした。お互い食べることが好きなので、話したい事先行で、語学力不 足も気にならないほど色々話した気がします。

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■住環境
アパルトマンはとにかく広くて、あの長い廊下には皆さん驚かれると思います。私もあんな家に住みたいと今でも思います。
部屋は広く天蓋付きの大きなベッドが素敵だし、バスルームも広くて清潔。どこもかしこもすっきり片付いているのに、必要なものは皆手の届くところに用意されていて、全く不便を感じる事はありませんでした。
到着初日、部屋に暖房器具を持ち込んでくれたのは嬉しい心遣いでした。結局快晴続きで暖かく、使うことはありませんでしたが、ついつい我慢を選びがちな日本人にはこういうちょっとした気遣いが有り難く感じられます。
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■食事
朝食に並ぶエルベ作のコンフィチュールはどれも美味しく、それがその辺の野生のフルーツから作ったと言われて驚きました。ル・ピュイの自然の豊かさが食卓からも感じられます。昼食も夕食も、いつもしっかりしたものが提供されていました。オレリアは日中仕事をしていますが、前日の夜に準備するなど工夫をしているようです。他の方も書かれているように、本当に彼女はお料理上手です。

いくつもの郷土料理を出してくれ、そのどれもが美味しかったので、何度かレシピを教えてもらいました。ドレッシングを作る担当はエルベのようで、これがまた上手なんです。食事ごとに違うドレッシングをささっと作れるなんていいですよね。毎食後チーズを出してくれるのも、いかにもフランスという感じで素敵でした。

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■アクティビティ
滞在時期によって内容は異なると思いますが、私の時は下記の通りでした。
月曜:ル・ピュイ観光
火曜:お料理教室
水曜:田舎めぐり+農家でチーズとマスを購入
木曜&金曜:お祭り
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ずっと天気に恵まれ、観光日和が続いたのはラッキーでした。
ル・ピュイという街は、こぢんまりとしていながら見所は多いし、なにしろ岩山の上にそびえたつマリア像と教会のインパクトは抜群です。歴史を感じさせる街並みがそのまま残っていて素のままでも散策が楽しいのですが、祭りともなると、そこに中世のコスチュームを着た人(一般人)が溢れ、屋台が立ち、大道芸や中世風の楽団があちこちで音楽を奏でるのですから、まるでどこかのテーマパークに来たかのようでした。ショーのプログラムを見ながら、街中をあっちに行ったりこっちに行ったり。すれ違う人の細部までこだわった衣装を眺めるのもとても楽しく、ショー以外でも見て楽しめるものだらけでした。 衣装は貴族風より庶民風が圧倒的に多く、手に提げているカゴ、腰に吊っている道具類、髪のまとめ方…綺麗さや豪華さより、中世っぽさをとことん追求してるのが面白かったです。小さな子供や赤ちゃんまで、可愛く衣装を着こなして、祭りの雰囲気づくりに貢献していました。
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お料理教室が、唯一エルベという保護者無しに活動した場になりました。先生は早口で色々なことを矢継ぎ早に話すので、全部理解するのは到底無理でしたが、お料理の指示というのは案外理解(推測?)しやすいもので、特に困ることもなく、他の生徒4人ともなかなかのチームワークで楽しい時間を過ごせました。

その時作った鶏肉のシードル煮込みは簡単で美味しかったので、さっそく帰国後に作ったら評判も上々。使えるレシピを手に入れられて良かったです。 水曜日に農家で買って夕食に食べたチーズArtisouは、帰国後かなり話のネタになりました。好奇心旺盛な方はぜひエルベにリクエストしてみてください。(先に説明は聞いておいた方が良いです。笑)

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大満足だったホームステイですが、今思えばレッスン以外の時間も、頑張ればもっともっと話せたかもしれません。エルベは物静かで常に喋り続けているタイプではなかったため、自分も黙っていると結構まったりと時間が流れていってしまいます。ついついゆる〜く過ごしてしまいましたが、自分から積極的に質問したり意見を言ったり、どんどんフランス語会話を実践していけば、更に話す経験を積めただろうなと思います。せっかく授業以外の時間もずっと一緒にいてくれるのですから、この機会を最大限活用すべきですよね。
昔バンドでドラムをやっていたとか、意外な一面もちょこちょこ聞けたので、もっと深い話も出来るレベルになってまたエルベのところに行ったら、きっと楽しいだろうなと思います。

このプログラムを利用して、また更にフランスが好きになったし、低迷気味だった学習意欲も一気に上がりました。この勢いで引き続き頑張りた

いと思います。エルベ、オレリア、そして留学担当の美奈子さん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

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